山梨県無形民俗文化財

小室浅間神社流鏑馬祭

富士山のふもと富士吉田市で、約1,200年の歴史がある小室浅間神社では、毎年9月19日に流鏑馬祭が執り行われます。この流鏑馬祭は、武技練磨のために騎馬で的を射る流鏑馬とは違い、走った馬の蹄の跡で吉凶を占い、地域に災害や争い事が起きぬよう祈願する祭りで、矢を射ることを目的としない大変珍しい流鏑馬です。

小室浅間神社の流鏑馬祭は、安元2年(1176)の始まりとされ、以降約840年あまり一度も欠かすことなく伝えられており、山梨県の無形民俗文化財に指定されています。

  • 小室浅間神社流鏑馬祭
  • 占人

流鏑馬祭日程

9月18日 宵祭り

  • 山王社奉幣使参向行列
  • 富士山神輿 発興祭
  • 宵宮祭

9月19日 例大祭流鏑馬祭

  • 例大祭
  • 馬蹄占流鏑馬役馬疾走
  • 山王馬疾走

馬力屋務め

流鏑馬祭伝統りながら、進化新時代

朝馬

長年、地域の方々の協力によって受け継がれてきた流鏑馬祭ですが、生活様式の変化や人口の減少などにより、次代の担い手が少なくなっており、祭りの存続が危ぶまれています。どうにかして伝統ある流鏑馬祭を良い形で次の世代へ引き渡したい。そのような想いから私たち馬力屋では、“Ecology&Amenity”の理念の下、「環境に配慮した新たな観光」、「新たな産業」、「新たな文化」を創っていきたいと考えています。

夕馬

そのために身近なくらしの中で馬を目にし、馬に触れ、馬が活躍することで、人々の馬に対する興味や関心が高まり、このまちで馬の新たな価値が生まれると思います。輓馬が田畑を耕し、荷馬が富士山で活躍していたころのように、再び馬が活躍し街に活気をもたらすことで、流鏑馬祭を守り、今以上に盛り上げていきたいと考えています。

馬力屋スタッフ

歴史伝統流鏑馬祭益々活気溢れるりになるように、たち馬力屋げてまいります。

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