ホースセラピー
ホースセラピーが発達に遅れや障がいのある子の成長を促します。
馬力屋スタッフが、感覚統合(※)をベースにセラピーを構成
*感覚統合=様々な感覚を整理したり、まとめたり(統合)する脳の機能のこと。この機能の発達によって、周りの状況に応じて行動が取れるようになります。70年代に米国で提唱され、近年日本でも障害者の支援現場で注目が高まっています。
ホースセラピーとは?
大きくてやさしい瞳、艶やかで美しい肢体、その表情を眺めるだけで心が穏やかになる馬。馬は古くから人間との関わりが深く、かつては生活のパートナーでした。今、その馬の力をかりて、心身のウェルビーイングを高めるホースセラピーが、医療や教育、スポーツレクリエーションの面で高く評価され注目をされています。
馬は動物の中でも特に情緒水準が高いといわれ、人との精神的な交流が可能です。ヨーロッパ発祥のホースセラピーは、その方に内在するストレスを軽減し、自己肯定感を高めるなどの心理的効果が期待されます。また体幹やバランス感覚の強化など、身体機能の回復効果が著しく高いと評価されています。
ホースセラピーの三大要素
からだ【馬介在活動】
馬の背中の揺れは、人の歩行時の骨盤と同じ動きをする。馬に乗ることで、上手に歩く感覚が得られ、歩く練習に最適です。
脳や感覚【馬介在医療】
馬とのかかわりの中には、子供の欲求を満たす感覚が多様です。7つの感覚(五感+固有感覚;筋肉を動かす感覚、前庭感覚:傾き・加速を感じる感覚)をバランス良く取り入れ、感覚統合を促す。
こころ【馬介在教育】
馬をお世話することで、自分は役に立つ存在だと実感し、自尊心、自己有用感が育まれる。主体性・自主性が引き出されます。コミュニケーション能力やリーダーシップの向上にもつながります。
ホースセラピーの効果について
- リラクゼーション効果
- コミュニケーション能力の向上
- 歩くための準備や練習
- 筋力アップ
- バランス感覚の向上
- 関節可動域の拡大
- ダイエット効果、睡眠の質向上
- 体幹の強化
- その他、様々な発達支援
より具体的に うつ病、不安、ADHD、行動障害、依存症、トラウマ、摂食障害、健康障害、解離性障害、アルツハイマー病、認知症等に有効であることが、研究によって明らかにされています。
ホースセラピーのプログラムに関して
馬力屋のホースセラピーでは、お客様は、思い思いのスタイルでひと時を過ごします。馬の食事の準備や厩舎の掃除、ブラッシングやライディング、馬を眺めているだけでも等、その日にできることをスタッフと相談しながら行います。それぞれのスタイルを尊重しながらセラピーを重ね、自然と自己認識が深まり気づきが得られるように行っていきます。
プログラム例約60分程度
エサをあげる
ケアされる側からケアする側へ。自分は役に立つ存在だと気がつく。
馬のお手入れ
馬に触れ、馬との距離を縮める。ストレス緩和の効果があります。
馬と一緒に歩く
自分より大きな存在が、力ではなく自然と付いてきてくれます。安心感や自信が芽生える。コミュニケーションの練習になります。
乗 馬
体に様々な刺激をもたらし、体の欲求が満たされることで、自然と笑みがこぼれ同時にバランス感覚も養われます。
体験者の声
利用方法
お試し体験・見学
20分程度 体験とセラピーの説明 見学のみも可能です。
定期的な利用の開始
お客様のご要望など確認して、利用を開始します。
利用料金
1回あたり1時間 ¥10,000【税込】からとなります。
*利用形態によって金額が変わります。
Q&A
どれくらい受けると良いですか?
週に3回が一番効果があるといわれていますが週1回でも月数回でも、定期的に受けるとその効果が積み重なっていきます。
CONTACT
ホースセラピーに関するご質問、お問い合わせはメールフォームをご利用ください。まずはお気軽にお問い合わせください。